長崎市たちばな漁協

魚の紹介(養殖貝)

東シナ海に面した橘湾で、養殖業者9名が「かき」や「岩がき」等を養殖しています。

かき

戸石かき

戸石の海は山々から栄養分が海水に流れ込み餌となるプランクトンが豊富にあり、波が穏やかで潮の流れも適度にあり養殖に適しており、20年程前からマガキの養殖がおこなわれています。

養殖方法

1月~3月にかけてホタテ板についた稚貝を30センチ程度の間隔でロープに挟み込みそれを沖の筏に吊るします。餌となるプランクトンが行きわたるように間隔を調整しながら生育させます。
約1年後の出荷時にはホヤ、フジツボなどがたくさん付着していますが、高圧洗浄機で大まかな汚れを落とした後は一つ一つ手作業で丁寧に仕上げていきます。

毎年11月頃の戸石とらふぐかき祭りから11月~3月には戸石フレッシュ朝市横にてかき焼きも行われています。

岩がき

戸石イワガキ

冬が旬のマガキに対しイワガキは夏に旬を迎え濃厚なクリーミーさが特徴です。
イワガキの稚貝は長崎市水産センターで作られており、長崎市生まれ長崎市育ちのイワガキは新たな戸石名物となりました。

養殖方法

マガキは稚貝の付いたホタテ板を筏に吊るす垂下式で養殖されていますがイワガキはかごに入れて育てるシングルシード方式で養殖されています。
栄養分が行きわたるようにかごの洗浄も月に数回行い最初は1つのかごに200個ほどあったイワガキを成長するごとに分養していき、出荷直前には1つのかごに5個ほどになります。出荷までには2~3年を要し1個300gにもなり、大きいものは500gを超えるものも珍しくありません。

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